少子高齢化に対応した火災保険で「孤独死」費用も補償

社会問題となっている「孤独死」。一人暮らしの65歳以上の方からの回答では
「孤独死を身近に感じますか?」の問いに対し、「感じる」と答えた人が45%

会話の頻度ごとに「感じる」の割合をみると”毎日話す”人は38%だったのが”ほとんど話さない”人では53%と多くなっています。
子供の有無で見ても、いない人の方が「感じる」割合が多く、住宅の種類ごとの「感じる」割合で多かったのが「賃貸の木造集合住宅」だったのです。

一人暮らしの高齢者は近年増加していて現在は推計600万人に上っていて高齢世帯の3割にもなるのです。
最近では高齢者向けに介護付きの老人ホームなども沢山販売されていますが、やっぱり高額でなかなか思うようにはいかないものです。年金生活で収入がないので、家賃の安い木造の集合住宅に老人が多いのもその影響からでしょうか?

こうした昨今の少子高齢化の発展に伴って賃貸住宅内での高齢者の孤独死や高齢者の日常生活におけるサポートサービスのニーズが年々増加、これらの環境変化に対応するべく、火災保険も新たなサービスを!!

「孤独死」費用などを火災保険で補償

孤独死など賃貸住宅内での死亡事故に伴う費用を補償する特約を受けた火災保険を家主向けに販売することに。

概要として…

賃貸住宅内での死亡事故(孤独死・自殺・犯罪死)によりオーナー(家主)が被る家賃収入の損失や、清掃・改装・遺品整理等にかかる費用を補償します。死亡事故の発生戸室のほか、上下左右の隣接戸室も補償の対象となります。

この背景には…

不幸にして死亡事故が発生してしまった賃貸住宅では、その後の空室・家賃値引き等による家賃収入の損失や各種費用の負担が重く、オーナーにとっては賃貸経営上の大きなリスクとなっていました。貸住宅を対象とする火災保険に特約として補償を追加することで、これらのリスクを回避できるようになります。

メリットとして…

オーナーにとっては「安心して部屋を貸すことができる」、
単身高齢者にとっては「より部屋を借りやすくなる」というメリットがあります

孤独死の発生に伴う費用と物件の損失はダメージが大きく困った問題ですね。入居者負担の総合保険と違って高齢者が増加している中、家主のリスク保険として必要となっていると思います。

でも、この保険料は当然入居者家賃に転嫁されることになるか、管理会社の管理費に上乗せされることになるでしょう。結果的に空室のリスクが高まる要因になると思いますが…。どうでしょう。

この保険は家主向けの保険になっていますが、「人様に迷惑をかけてはいけない」と感じる人が多い日本人ですので、個人向けに販売しても需要はありそうですよね。

利用者の満足度が高いローン特集♪


サブコンテンツ

このページの先頭へ