自社与信システムと信用情報機関の審査の違いは?

銀行や消費者金融へキャッシングやカードローンの申し込みをすると、まず最初に信用情報機関へ利用者照会が行われ、パスしたらそこから自社与信システムによる本審査が行われます。

どちらも利用者の返済能力を確かめるためのプロセスなのですが、どんな項目で審査されるのか両者には大きな違いがあります。

キャッシングや融資の可決はどのように決まる?

信用情報機関

まず、信用情報機関での審査は、一般的には利用者がどこからいくら借りていて、返済状況はどうか、他社からの借り入れ状況はどうか、等の債務情報と、

同機関に加盟する会員各社の顧客情報(本人の氏名や住所、勤務先や電話番号等)が統合され管理されていて、それを表しています。

同機関がなければ信用供与業態は成り立たないほど絶対的な情報機関です。
個人信用情報機関って何?

しかし、信用情報機関には現在、様々な種類の情報を扱っている機関があり、すべての銀行、組合、消費者金融が同じ信用情報機関に加盟しているわけではありません。

利用しようとしている金融機関がどの信用情報機関に加盟し、登録されるのかを確認するといいでしょう。

自社与信システム
自社与信システムは2つのタイプがあり、

クレジット会社の与信方法は「属性ポイント制」

その人の属性でポイントを与えて、最終的な総合ポイントにより契約できるか否か、や、利用限度額を決定する仕組み。例えば職業で、会社員ならば3点、自営業なら1点。

住居において持ち家なら3点、賃貸のマンションなら1点というようにその属性に対してポイントを付加していき、トータルで20点以上なら利用限度額50万円で、契約可!という感じに。

消費者金融の与信方法は「属性モデル像」

過去の膨大なデータから利用者に一番近い属性を持つ人をピックアップしてその利用状況から今回利用する人の”未来”の返済や支払い利用状況を予測して利用限度額や契約の可否を決定する仕組み。

同じ属性の人は同一人物とみなされ、モデル像になった人の利用状況が悪ければ、断られるという場合もあります。

自社与信システムは、勤続年数や雇用形態、居住形態や資産状況など各金融機関ごとに独自のプロファイルによって審査が行われるのが特徴です。

一般的にはこれらの審査項目ごとにスコアリング審査され、合計スコアによって借入額や審査の合否が決まることが多くなります。(⇨スコアリング審査についての解説

審査に重要な影響を与える信用情報機関を極めよう!

信用情報機関に登録されている情報によってあなたの与信審査に大きな影響を与えます。信用情報機関を知ることによって、より適切で、計画的な申し込みが行えるのです。

さらに利用しようとしている金融機関の加盟信用情報機関がわかれば審査に通りやすくするための計画が立てれるのです。

3つの信用情報機関

  • KSC (全国銀行個人信用情報センター)
  • CIC (株式会社シー・アイ・シー)
  • JICC (日本信用情報機構)
  • 金融機関がどの信用情報に加盟しているのか?
    これは、申し込み時の規約、規定で、「個人信用情報機関への登録・利用」などの条項を見ることでわかります。

    自分の個人情報に自信がないひとは?

    各信用情報機関へ行くか、郵送などで確かめて見るといいでしょう。
    どんな情報を取り扱っているのかどんな情報が掲載されるのかがわかりますよ。


    消費者金融の場合には貸金業規制法が適用されるので、借入金額は収入の3分の1を超えない金額でなければ借りることができませんし、

    消費者金融同士の自主規制によって3社を超える業者から一度に借り入れることはできないルールとなっています。こうした借り入れ状況に加えて返済能力が慎重に審査されます。

    これらの総合評価から審査結果が導き出されることになってきますのでこちらの融資先からうまく融資先を選定してみてはいかがでしょうか。

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